もろもろ

 昼からもろもろで街へ。横殴りの雨。ヘア・スタイリストとの打ち合わせ、プランナーとの打ち合わせ、Wドレスの最終打ち合わせ。文房具屋で小道具を購入。ついでに電気屋でプリンターの接続備品を購入する予定だったのだが、安さと機能の魅力に負けて本体を御購入。外では雪がちらついている。カラオケ屋で久しぶりに芸を磨き、外に出ると今度は強風。デパ地下で弁当を買って、帰宅。世界クラブ選手権を観戦も、眠気に負け、ほとんど覚えていない。轟沈。
 
 
 昨晩連続で鑑賞:
 

アンジェラの灰 特別版 [DVD]

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原作はアイリッシュアメリカ人作家の全米図書賞受賞作。ブルックリンの貧民街の一家が1935年に時勢に逆らって、アイルランドに逆移住したその後を追った自伝的フィクション。呑んだくれで失業してばかりの親父がロンドンに出稼ぎに行って蒸発、母親アンジェラが一人で子供を育てる。最底辺の生活の中で逞しく育った主人公がアメリカへと移住していくところで物語りは終了。続編小説も出ているらしい。移民の背景やアイルランドに詳しい人が見るとさらに面白い作品なのでは。
 
トロイ [DVD]

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御存知、ブラピ主演作。ブラピの肉体堪能型長編叙事詩。トロイに攻め込むギリシャ軍に忠誠を誓うのではなく、自身の戦う本能と矜持に忠実に戦いに身を投じるアキレス。戦いの途上、非人称の敵はアキレスの心中で次第に人間的な存在へと変わっていき、死んだ仲間や殺した相手に思いを馳せ、戦闘マシーンは人間になる。歴史に残るのは権力者というのが世の常だが、歴史からは抹消されたり排除されたりする人々、そしてそれに伴う感情に焦点を当てている。叙事詩が抒情詩へと転化していく作品。イラク戦争(あるいは内戦)を意識しているのでしょうか。