Be Quick, or be Dead!

 日付が変わる頃、起床。シノプシスを書き上げ、論文をいじる。嫁の同僚の外国人教師にチェックを依頼。夕方受けとり、そのまま大学時代の先生宅で卒論発表会兼新年会。若人のテンションについていけず、辛酸を舐める。生意気にも2、3コメント。私の学生時代、卒論は文学テクスト以外ありえなかったのだけど、今や映画が中心、中には絵画なんて人まで。文化偏重の時代やねえ。
 そのまま終電までスッチーの至近距離機内アナウンスを肴に呑む。
 帰路につくと、足が勝手にオクラホマミキサーを踊り始めるのでいやな予感がしたのだが、電車に乗ると轟沈。終点で目が覚める。漫画喫茶か何かないか探したが、ここは観光地の港。なにもない。嫁には電話でホテルを薦められるが、ここは意地でもサヴァイヴしてやると意気込む。始発まで夜の観光を。冬の海風に当たりながら、人生とは、といやがおうにも考え込まなければならない正味五時間のサヴァイヴァル体験でした。時折避寒先となったコンビニがこれほど頼もしく見えたことは、多分、ない(涙)。