デリダ?

 もろもろ。弁当。
 嫁、プレゼン一週間前にしてバタバタしている。触らぬ神に祟りなし。
 嫁に「ヨメネタ」が最近ない、とダメだしされる。わからんかもしれんけど、結構疲れるんですよ、拾うの。
 チェルシーアーセナルと引き分けてマンUのリーグ優勝が決定。チェルシードログバを外して、もはやリーグ戦は半ば諦めたかのような感じ。もちろん、プレー自体は闘志溢れるものなのだけど。今シーズン、CBに入ってはポカばっかりやっているブラルーズがまたもややらかしてPK献上。チェルシーはしかし、10人1点ビハインドでも諦めず、後半半ば、エッシェンのダイビングヘッドで追いつく。後半途中からかなり出入りの激しいスペクタクルなゲーム展開になって大変面白かった。試合後、チェルシーサポーター席まで足を運んだモウリーニョは、観客に向かって選手を褒めてやってくれ、とジェスチャーで示す。そして、選手一人ひとりと抱き合い、健闘を讃えるモウリーニョ。なんだかやっぱオーラあるなあ。どっかのネクタイよれよれのオーラゼロの元代表監督とはえらい違い。


デリダの遺言―「生き生き」とした思想を語る死者へ

デリダの遺言―「生き生き」とした思想を語る死者へ

 デリダ本だと思ってネットなんかで中身見ずに買うとがっかりするかもしれない。全編を通して「生き生きする」とか「実体験」とか「現実」とかいう生々しさの現前性(まあデリダなんだろうけど、デリダでなくともという感じ)を批判する内容。大変テンポがよく、こねくり回すというより、すうっとなぞっていく感じなので寝る前に読むのに最適。思想史の整理にもなるし、スター知識人批判を笑いながら楽しんでもよいかと。笑いながら読めるこの手の本はなかなかないので重宝する。