落ち葉と侮ることなかれ、頭数が揃えば結構重いのだ

 そういえば前日は自治会の落ち穂拾い。にわか雨が地表に滞留し、落ち葉も湿り気味。周囲の明度を一段上げる黄葉を片付けてしまうのはもったいない気がして。ちょっと汚れてしまっているのかもしれないけど、「濡れ落ち葉」だってまだまだこれから萌えるかもしれないじゃないか。などとほざくやつがいたら、作業の邪魔になるだけなので、歯車のひとつになってささっと片付ける。社会は効率よく回るのだ。
 

 アーセナルが今季初の敗戦。土をつけた相手は、18位に沈むミドルズブラ。セスク、フラミニ、フレブという、今季のアーセナルを支えてきた3本柱がここにきて腐食休憩。中盤から躍動感は消えうせ、「屋根」のアデバイヨールもなんだか窮屈そう。かといって屋上屋を重ねるわけにもいかず、ボロのフィジカルの強さを前面に出した攻勢をひたすら凌ぎ、機を窺って中盤を再構築、愚直なまでにパスの連絡に活路を見出そうとする。が、ロシツキーの奮闘むなしく2失点。終了間際に1点を返すのがやっと。完敗の内容。忍耐の師走。