今年の5冊

 今年読了し、ここに感想を書き、かつちゃんと内容を思い出せる本のうち、個人的におもしろかった本を5つ選んでみる(ハードル高え)。研究書が一冊もないのは、なぜだろう、と小一時間考えてみることにしよう。うう。
 さて、実家に帰らせていただきます。
 

グランプリで会おう (亀造競馬劇場)

グランプリで会おう (亀造競馬劇場)

短編集。競馬小説の可能性を見た。ありがとうございました。

 

先生とわたし

先生とわたし

いろんな書評を読むとよくけなされている。学歴コンプレックスのある人には東大出身者の自慢話にしか映らないようだけど、素直に読めばよくできたいいお話。ホントかうそかなんてどうでもいいじゃない。

 

古本暮らし

古本暮らし

働き盛りの身で精神的隠居を遂げるような、そんな感じのエッセー集。心安らぐ。

 

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

ミステリーっておもしろいなあ、と改めて思った一冊。

 

個人的には、「責任」をめぐる思考にコペルニクス的転回をもたらした本。薬害問題にも応用できそう。