女の子と男の子はかくも違う

 もろもろ。金平(赤こんにゃく入り)。

 Y夫妻が朝到着。こちらは南国からのUターン途上。幼児を抱えての長旅、ご苦労様でございました。
 ただでさえ小柄な奥様、出産で骨盤が開いたせいなのか何なのか、2センチ身長が縮んだという。もう一人産んだらきっと元に戻るでしょう。仕事に育児に研究に、ご苦労様でございます。
 一方の旦那さんは、過酷な残業の合間を縫って、料理の腕を奮っていらっしゃるとのこと。今年は何回か蕎麦を打った、と。毎回一日二日かけて仕込む手間と時間を惜しまない料理は絶品。それに比べて、私の作るものといったら、せいぜい賄いクラス。このレベルまで行ってこそ、「趣味は料理」と胸を張っていえるに違いない。私はまだまだ無趣味だなあ。
 さて、主役の王子様、大変愛想がよろしい。山の天気のように表情と感情がころころ変わるものの、概ねホスピタリティに溢れた笑顔で応えてくれる。はて、ホストはこちらではなかったかしらん。ほくろかとおもいきや、ぶつけてできた傷とのこと。この世に生を受けてはや7ヶ月、すでにやんちゃ盛りである。私も負けずにやんちゃ盛りを謳歌することを心密かに誓う。
 昼頃、お別れ。王子様にさんざん遊んでいただきました。またいつか。
 しばらくして日常に返る。