いきなり好カード

 もろもろ。一人暮らし初日。弁当。
 
 こんな事件があったとは。http://www.youtube.com/watch?v=EsmO46vmKTk。凄いブレイク・スルー。

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 ディスカヴァリーチャンネル「虎vsライオン」を見ながら夕食。マシーンを使った再現装置とヴァーチャルリアリティの技術の力で、森林の王者・虎と草原の王者・ライオンがそれぞれ未知との遭遇。biteもclawsも力・スピード共にほぼ互角。勝敗を分けたのは習性。虎は単独行動主義。ライオンは集団行動主義。従って、狩りの経験はライオンの方が豊富(群れの成員全てが食べられる量を確保しなければならないため)。また、ライオンが相手の喉仏に噛み付いて気管に穴を開けるのに対して、虎は相手の首筋に噛み付いて脊椎を折るという必殺技の相性も大きい。ライオンには「タテガミ」があるので、虎は首筋を狙えない。見事なオチ。ひとり拍手喝采

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 イチローの契約更改に関するインタヴューより。

―チームの勝利への熱意はどう感じた?
「ひとりの選手に対してこれくらいの評価を与えてくれることが、それを示している。この評価は、平均年俸500万円だとしたら、弥生時代からプレーしないと達成できない数字だし、1000万円でも平安時代くらいなので、その評価は明らかにチームも意識が変わってきてるし、動きも変わってきている」http://hochi.yomiuri.co.jp/mlb/news/20070715-OHT1T00020.htm

 好きだ、イチロー。「(笑)」がないのがもの凄く気になるけども。

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昨晩、マンチェスターダービーリヴァプールvsチェルシーをぼんやり観戦しつつ読書。
 ルーニー故障に加えてロナウドが3試合の出場停止のマンU。休暇を中途半端に消化したテヴェスと新戦力ナニにどうにかしてほしいところ(サハもスールシャールも故障中)。対してシティは、タクシン前タイ首相がオーナーになって、監督は前イングランド代表監督エリクソン。攻撃陣を梃入れして台風の目になりそうなチーム。攻めまくったマンUなれど、シティのブラジル人MFエラーノのミドル一発に泣く格好。
 4バックを目一杯引かせて、残り全員で中盤を守る守備は大変堅い。若干19歳のCBリチャーズはほんとに凄い。完璧。開幕3連勝。
 マンUは、開幕3試合で勝ち点2。テヴェスがまだまだといった感じで、ナニも完全にフィットしているとは言い難い様子。けれど流れが悪いだけで、きっかけが掴めれば爆発しそう。もともとスコールズとかファーディナンドとかに代表されるように、気性が勝っているチームだし。
 もうひとつの試合では、トーレスの初ゴールでリヴァプールが逃げ切りそうなところを、チェルシーが疑惑のPKで追いつく。両監督とも「弱者のサッカー」を志向しているので、全ての選手がとにかくよく働く。
 トーレスは全然フィットしていないものの、それでもゴールを決めるあたり、昨季のシェフチェンコとは違って運もある。つま先を骨折していると聞くジェラードは、珍しくミドルをミスする場面が目に付くも、相変わらずの獅子奮迅ぶり。新戦力のバベルは切れ味鋭いドリブルの持ち主で、いいオプションになりそう。ヴォロニントーレスの加入で尻に火がついたか、クラウチは見違えるようにボールに執着している。好循環。
 昨季後半から突如として化けた感じのあるライト・フィリップスは素晴らしい。ジョー・コールがいまいちなので、右サイドの一番手はこの男。左のマルーダはまだまだか。それでも積極的に仕掛けていたので、チームに馴染めば中心選手になるはず。ドログバは、陳腐な表現になるが、変わらず異次元。無人の野を行くがごとく、殺到するDFのアタックを涼しい顔して捌いていた。心配なのはランパード。ほとんど前に出てこない。出てきても目立たない。周りの選手たちが凄いから目立たないのかもしれないが、ド迫力のミドルがほとんど見れないのはなんでだろう。チーム全体がドログバ依存症になっている兆候を少し感じる。