名将に種なし?

 もろもろ。とんかつ。
 天皇賞。競馬を見るのは久しぶり。メイショウサムソンが圧勝。天皇賞春秋連覇。スタートしてすぐにカーブへと突入する東京2000メートルのコース形態から言って、内枠を引いた馬の方がやっぱり有利。とはいえ、発馬直後から好位をキープし、直線で自分から動いて前の馬を交わし、虎視眈々と漁夫の利を狙う差し・追い込み勢も完封した内容に非の打ち所はない。「テン良し・中良し・終い良し」という名馬の条件を謳った格言に、これほどぴたりと嵌る馬もそうそういない。やっぱり、凱旋門賞に行って欲しかった。陣営に何か落ち度があったわけではなく、馬インフルエンザという天災が原因だったので、まあしょうがないのだけど。
 アラブの大富豪にして、世界競馬界の重鎮、シェイク・モハメド殿下率いるゴドルフィンに40億で移籍したアドマイヤムーンは着外。次からは海外を転戦することになるのか。
 競馬ついでに、自分が素っ裸になった上で「お前も裸になれ」と迫ったという地方競馬の調教師は、まず己を調教すべきだと思う。