毎朝4時半ぐらいにくしゃみと鼻水で目が覚める。薬を飲んでまた寝る。難儀な季節。
どうせ使うことはないだろうが、嫁に急かされ、海外旅行傷害保険にポチッと加入。
リヨンがホームでなんとか引き分けてくれたようだし、カンプ・ノウでのセカンドレグが楽しみだ。チケットは現地調達なので、どうなることやら。ビルバオ戦は大丈夫だと思うが。
野性時代 第64号 62331-66 KADOKAWA文芸MOOK (KADOKAWA文芸MOOK 66)
- 作者: 角川書店編集部
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/02/12
- メディア: ムック
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表紙の美青年が道尾なのか、と一瞬勘違いしてしまう。
作家になるまでの読書遍歴、仕事部屋、一日のサイクル、自作解説、ミステリ作家たちからの100の質問、などなど。仕事部屋はおそろしいまでに整然と片付いている。音楽を愛する元トップセールスマン。今や量産型ベストセラー作家。仕事のできる男は違うねえ。
ペンネームは都筑道夫からいただいたとか。
方法論について。本格ミステリを目的として掲げるのではなく、つまりミステリのためのミステリ、トリックのためのトリックではなく、あくまで自分が表現したい物語を実現するためのひとつの方法としてミステリ的手法を用いる、という物語重視の姿勢は、これからの主流になっていくような気がする。ん、すでに主流か。ならば、本格ミステリ原理主義にも頑張って欲しい。
意外だったが『ラットマン』のライトモチーフになっているエアロスミスを、道尾はほとんど聞いたことがないらしい。彼のフェイバリットはスラッシュメタル。いつもスラッシュメタルを聴きながら夜にランニングしてるらしい。かなり速そうなランニングだな、と。私にそんな勇気はない。せいぜい『大きな古時計』が限界。
ところで、本来であれば『ラットマン』にはエアロの歌詞を引用する予定だったらしいが、断られ、自作の詩で置き換えたとか。なんともケツの穴の小さか奴らたいね。
それにしても、月刊誌でこれだけの数の読み切りと連載、企画を継続させていく編集者の仕事はかなり大変だろう、と想像する。