もろもろ。「にがごり」の影が薄いゴーヤチャンポー。
オダユージ、反省したな。
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その他印象に残った論考は、偶然を精神分析がどのように扱うのか、という章。反復する偶然という答えに納得。ただし反復することで事後的に効果を及ぼすトラウマ的な体験を、下部構造として扱うのではなく、重層決定関係の中に置くのが重要。そこらへんが俗流フロイト主義との違い。
バルトの同性愛を扱った章は異色。文体も流麗でちょっと惚れる。同性愛の内容を問うのではなく、同性愛的な徴候がバルトのテクストにおいて、あるいはバルトのテクストそのものとしてどのように機能しているのかについて問う。母の法/父の法。