審判の脚力

 もろもろ。じゃじゃ麺
 『容疑者・室井慎次』はうーん。映画じゃなくてもよかったのでは。
 A・ヴィラvsマンU。1-4。ヴィラが先制するも、前半で3失点。後半には退場者を2人も出して、ほぼ無抵抗のまま終戦。そんな中で、A・ヤングは素晴らしい。スピードはあるし、キックの精度も高い。両サイドでプレーできるのも大きい。このまま成長すれば、ビッグクラブで活躍できるだろうし、代表でも中心的存在になれるかも。
 マンUはほぼ昨年並みの調子を取り戻した。ロナウドを休養させたものの、ギグスとナニでサイドは安泰。特にナニは好調を維持しており、早くも攻撃の核になっている。切れ味鋭いドリブルに、昨年のロナウドのような雰囲気を感じる。ルーニーとテヴェスのコンビも徐々に噛み合い始めた。両者共に体のキレが抜群。キャリックハーグリーブスを欠いたセンターは、アンデルソンスコールズアンデルソンはプレミアの水に慣れるまで時間がかかりそう。スコールズは昨年ほどの出来ではないものの、無難なプレー。ヴィデッチの穴はレンタルバックのピケで対応。やや不安定だが、及第点。ファン・デル・サールのフィードの精度がいまいちなのは時間が解決するとしても、ブラウンは相変わらず成長がない。ネヴィルも怪我がちなのでそろそろ右サイドバックの補強を考えた方がいいのではないか。それでも、昨年のような閃きと変化に溢れた変幻自在のパスサッカーを展開できるのだから、大したもの。
 ヴィラのコーナーキックからの攻撃を防いだあとのマンUの高速カウンターにしっかりと追いついて、PKの判定を下した審判さんご苦労様。43歳とのことですが、全速力のテヴェスとルーニーに追いつくのだから、審判の脚力も侮れない。私だったら、きっとハーフウェイライン上で吐瀉物にまみれていることでしょう。プロやわあ。