読了リスト

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フィクション:和;『ベルカ、吠えないのか?』(遺伝子による語り? 犬の系譜、歴史が説明的過ぎる)『小説・こち亀』(内職的、無視)『鍵孔のない扉』(まどろっこしいが手堅い、蟲)『龍神の雨』(駄作)『ガーデン』(混沌、ただし野心を感じる)『バルタザールの遍歴』(没落貴族、ダブル、転落、ハイコンテクスト)『WILL』(記憶にない)『アイルランドの薔薇』(IRA連続殺人、アイルランドをもう少しちゃんと書いて欲しい)『顔のない敵』(地雷ミステリ、斬新)『片眼の猿』(印象に残らず)『押入れのちよ』(あまり印象に残らず)『追想五断章』(父の残した短編を捜し求める息子、印象に残らず)『ガラス張りの誘拐』(書き出しが秀逸、誘拐ミステリの王道)『果てしなき渇き』(ノワール、印象に残らず)『水の迷宮』(水族館の連続殺人、まあまあ)『語り手の事情』(ヴィクトリア朝メイドによる語り、語り手としての自意識、解説が秀逸)『東京物語』(懐かしの東京、青春、忙殺、通奏低音としてのポップカルチャー)『文福茶釜』(古物商ミステリ、コン・ゲーム、豆知識含めておもしろい)『残虐記』(少女監禁、まとまっている、隣と一階との関係)『老人賭博』(寂れた商店街と映画撮影、顔面整形の件、とってつけた印象)『新宿鮫』(サウナのシーン、設定まあまあおもしろい、だんだん雑になる)『整形美人』(美醜の判断に対する問い、もうひとつもの足りず)『壁』(風呂の栓としての名前、『指紋論』との類縁性、複製可能性=存在の無)『1Q84 3』(別冊なら可、文章よし、三部作としてはかなりの駄作)『センセイの鞄』(日本語のリズム、間、たぶんこれしか書けない)『ドグラ・マグラ(上下)』(精神分析とカーニバル、狂気の遺伝、イプセン的)『ハーモニー』(実験的、物語のプログラム化、生権力)『エデン』(ネタ切れ)『砂の女』(砂の流動性と捕囚)『セカンドラブ』(前作越えられず)『虐殺器官』(剥き出しの身体、世界の身体化、マクルーハン的)

米;「孤独な娘」(近代化に付随する悩みを受け止める男の死、アメリカンバロック)『探偵レオナルド・ダ・ヴィンチ』(人間チェス)『死の蔵書』(古書ミステリ、読まれないきこう本棚と読むためのペーパーバック棚)『ブコウスキーの酔いどれ紀行』(ルーツのドイツへ)『地球内部を旅した男』(ネオプラトニズム的、地上の相似形としての地下世界、smokey god)『ポー・シャドウ(上下)』(ポオの死の真相、ポオ作品の引用、駄作)『ありきたりの狂気の物語』(ネオンのような乳首)『死をポケットに入れて』(明かしえぬ共同体、孤独であることによる想像的連帯)『ダンテ・クラブ(上下)』(『神曲・地獄篇』の翻訳と連続殺人、南北不和の禍根)『エミリー・ディッキンソンは死んだ』(ディッキンソンの肖像の真贋、ご都合的)『勝手に生きろ』(ホーボー的流浪、痛飲とハングオーバーが生活のリズム)

グレコローマン;『アンティゴネー』(土葬と火葬、親族と国家の相克)『オイデュプス王』(名訳、コントラパッソ的贖罪、英雄的、アリストテレス的)

独;『砂男・不気味なもの』(眼と自動人形、光学器械、迷信と科学の近接性、錬金術フロイトによる語源的解釈)『アメリカ(カフカ)』(フランクリン的アメリカ、トーチではないないものを持つ自由の女神、船内→屋敷→ホテル、迷宮の彷徨が規則的な上下運動へ、ホモセクシュアル、依存、未完)

英;『闇の奥』(空と海の融合、水平的移動を井戸への下降として、デモクリトス、モルグ街、ソロー、クルツの語り口(一方的)が語り手の語りを支配、心音、闇の音)

仏;『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』『眼球譚』『超男性』『ユートピアの箱(サド、フーリエ)』『さかしま』『物質的恍惚』『オペラ座の怪人』『彼方』『ガルガンチュアとパンタグリュエル(1〜4)』『八十日間世界一周

伊;『薔薇の名前(上下)』『神曲(地獄篇)』『神曲(煉獄篇)』『神曲(天国篇)』『デカメロン(上下)』

西;『戦場の画家』(写真の絵画化、ピクチャレスク)『ナインス・ゲート』(悪魔崇拝と大デュマ)『時の地図(上下)』(ウェルズとロンドン)


裏庭;『砂の本』『予告された殺人の記録

その他;『幽霊』(イプセン)『イワン・デニーソヴィチの一日』(ソルジェニーツィン


非フィクション:『小説のストラテジー』『自分自身を説明すること』『野性時代池上永一特集)』『思想地図(想像力)』『アメリカ・ゴシック小説』『社会は存在しない』『1Q84をどう読むか』『ストリートの思想』『プロレス リングとカネ』『異郷に生きるもの』『英文学の地平』『プロレス 暗黒の十年』『東スポ黄金伝説』『実録! 刑務所暮らし』『住まいと家族をめぐる物語』『ツレウツ1、2』『沖縄文化論』『セーラー服とエッフェル塔』『田宮模型の仕事』『オープン・スペース』『コミュニティを問いなおす』『陽気な黙示録』『本は読めないものだから心配するな』『ユリイカ 特集:新しい世界文学』『ニッポンの思想』『うつの脳科学』『近代文化史入門』『オキナワなんでも事典』『おサルの系譜学』『大学教授のように本を読む方法』『アンティゴネーの主張』『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』『ゴシック・スピリット』『短編小説のアメリカ52講』『音楽空間の社会学』『アメリカン・テロル』『消された一家』『メディアスポーツ解体』『ポライトネス入門』『鏡と皮膚』『悲鳴をあげる身体』『マンUvsバルサ』『刑事魂』『盲者の記憶』『神社霊場ルーツをめぐる』『創価学会の研究』『表徴の帝国』『文学における超自然の恐怖』『死を見つめる美術史』『生物学の旗手たち』『斜線の旅』『モードの迷宮』『狐のだんぶくろ』『おカルトお毒味定食』『ゴシックとは何か』『パリのグランド・デザイン』『グロテスクの系譜』『影の現象学』『反哲学入門』『文化の解釈学』『アガンベン入門』『考える皮膚』『怖い絵3』『文学の皮膚』『バタイユ入門』『ランスの大聖堂』『アメリカ:砂漠よ永遠に』『フロイトのイタリア』『美のバロキスム』『キリストの身体』『反アート入門』『日本神判史』『芸術の哲学』『ルネッサンスの芸術家工房』『ボードリヤール』『野生の思考』『面・表面・界面』『ハプスブルク家12の物語』『ブルボン王朝12の物語』『ドイツ悲劇の根源(上下)』『パンダの死体はよみがえる』『秘密諜報員ベートーヴェン』『ビートルズボブ・ディラン』『襞:ライプニッツバロック』『ミメーシス(上下)』『パリ・世紀末・パノラマ館』『本棚の歴史』『パサージュ論(1〜5)』『半透明の美学』『ヨーロッパ本と書店の物語』『ドストエフスキー詩学』『外道教養文庫』『司書』『ゴーレムの生命論』『ジャック・ロンドン放浪記』『表象の芸術工学』『印象派の誕生』『機械仕掛けの歌姫』『バタイユ:消尽』『チャップブックの世界』『印象派はこうして世界を征服した』『「怖い絵」で人間を読む』『グランドツアー』『奇想天外・英文学講義』『平山×春日』『平山×京極』『指紋論』『殺す・集める・読む』『中世の秋(上下)』『ロンドンの美術館』『皮膚の想像力』『デ・アニマ他』

キネマ:『ヴィレッジ』『ソウ』『マルホランド・ドライヴ』『世にも奇怪な物語(ポオ三部作)』『マンマ・ミーア』『フットボール・ファクトリー』『ブラザーズ・グリム』『ノー・カントリー』『猟人日記』『仮面の男』『1492:コロンブス』『風とライオン』『チェ・ゲバラ1・2』『オペラ座の怪人』『ロッキー・ザ・ファイナル

積読:『モンティニーの狼男爵』『ひまわり事件』『公共性の喪失』『キマイラ 青龍変』『失われた町』『プラハの深い夜』『妖人白山伯』『家庭の事情』『眼の探索』『アガメムノーン』『大学の歴史』『反哲学史』『現代の哲学』『ロンドン 都市と建築の歴史』『白い牙』『ブラウン神父の純智』『道の文化史』『廃墟の美学』『カンガルー・ノート』『燃えつきた地図』『他人の顔』『廃墟論』『テキストの記号論』『アメリカン・ゴシックの水脈』『海のカテドラル』『チェ・ゲバラの遥かな旅』『空間<機能から様相へ>』『風の影(上下)』『革命について』『エレンディラ』『イタリアのおもかげ』『詩学/詩論』『モルグ街の殺人その他(新訳)』『エッセンシャル・マクルーハン』『伊藤計劃記録』『フランドルの呪い画』『大聖堂(上中下)』『香水』『中世民衆の世界』『悲劇の誕生』『エクリチュールと差異(上下)』『エッセンシャル法医学』『オン・ザ・ロード』『衣服哲学』『聖なる怪物』『砂漠の反乱』『ギリシア喜劇全集1』『ローマ喜劇』『ワインズバーグ・オハイオ』『都市の詩学』『ランボー全詩集』『伝奇集』『近代の拘束、日本の宿命『ファウスト(1・2)』『精神の危機』『明かしえぬ共同体』『トリストラム・シャンディ(上中下)』『ポオ小説全集3』『悪魔祓い』『ホモ・ルーデンス』『ボードレール全詩集Ⅱ』『フライデーあるいは太平洋の冥界/黄金探索者』『ツァラトゥストラ(上下)』『大伽藍』『ABC戦争』『バルセロナ―地中海都市の歴史と文化』『無為の共同体』『ジョニーは戦場に行った』『美の歴史』『醜の歴史』『ドン・キホーテ(1〜6)』『ベンヤミンコレクション(1〜5)』『ヨーロッパ視覚文化史』『ゴシック・リヴァイヴァル』『痴愚神礼賛』『すばらしい新世界』『ハワーズ・エンド』『失われた時を求めて(1)』『エロティシズム』『ハーメルンの笛吹き男』『マゾッホとサド』『カメレオンのための音楽』『読書について』『声の分割』『町でいちばんの美女』『地下室の手記』『ユートピア』『毛皮を着たヴィーナス』『空の青み』『非-知』『内的体験:無神学大全』『遊びと人間』『綺譚の箱(ホフマン他)』『世紀末の箱(ユイスマンス他)』『迷宮の箱(カフカボルヘス)』『アエネーイス(上下)』『イーリアス(上下)』『オデュッセイア(上下)』『中世騎士物語』『アーサー王の死』『claude glass』『中世・ルネッサンスの音楽』『西洋中世奇譚集成:皇帝の閑暇』『コーラ』『もうひとつのルネッサンス』『汚された世界』『アメリカ文化論(ホイジンガ)』『海底二万海里』『海を見たことがなかった少年』『フランソワ・ラブレーの作品と中世ルネッサンスの民衆文化』『迷宮としての世界(上)』『フレンチ・セオリー』